さてさて。
本日、丸の内ピカデリーに映画しんぼるを観に行って参りました。
松本人志監督の初日舞台挨拶があるってんで、
いやあ、これはスゴイ観客数。スゴイ熱気。そしてマスコミの数。
初めてココに足を運んだ訳なんですが、
最新式のシネコンも良いですが、さすがに格を感じます。
16時。
いよいよ開始。
前から5列目の座席だったので、
生松本人志監督を至近距離で拝見出来ました。
むむう・・・
よく本人がギャグ的に『オーラ出まくってる』なんておっしゃってますが、
いや、実際に観てみたらマジでオーラ出まくりですなw
とにかく目力があるのと、意外に(?)イイ身体しているのが印象的でした。
ま、これは今でもボクシング等のトレーニングをしてるそうですから、
練習は嘘をつきませんね。
挨拶の方は、ニュースでも出てましたが、
『小栗旬が良かった』とか『キムタク出てたよ』とか、
嘘ついてもイイから口コミを広めて欲しい、とシメて終了。
(つーか、小栗旬好きだなw)
そして、いよいよ映画『しんぼる』本編・・・
【お断り】ここから先は映画の重大なネタバレがあります。【注意!】
もしこれからご覧になる方は絶対に読まないでください。
率直な感想。
神様って意外とこういうことなのかな。
最後の10分間ぐらいは賛否両論だろうし、
実際に帰り道で若いカップルなんかは、
「最後どんな意味だったんだろね」みたいに言ってましたし。
個人的な印象は、単純にお笑いってよりも、
神とか人智を超えた存在になった男の、その修行というか
成長過程を綴ったドキュメンタリーとも感じました。
また、ガキの使いとか好きな人間にとっては、
ニヤリとするような場面も沢山出てきたのも良かったw
そもそも、この閉じ込められた状況ってのが、
恐らく自宅マンションの駐車場に閉じ込められた話から、
元ネタになってるというか、モチーフになってると思われますし、
もう一人の主人公が”エスカルゴマン”だしw
色々な対比。対照によって構成されている作品。
前半部分のややシリアスなメキシコパートと、
とても不条理で抱腹絶倒な閉鎖空間パート。
どこでどう話がクロスして行くのかなあ、と思ってたら、
あんな形でつながっていくとはw
そして、怒涛のラスト・・・
ホントに怒涛という感じで、
ある種のカタルシスさえ感じるラストへの盛り上がり。
TVCMや監督自らの宣伝告知ですっかりオナジミの、
カラフルな水玉パジャマにおかっぱ頭の姿ではなく、
永きに渡る脱出への試行錯誤の間に、
すっかり髪は伸びヒゲも生え、昇天する姿は、
正に神(=イエス)そのものに見えます。
前述のように、
神様ってこういう過程でなるもんなんだ。
・・・などと思うのも楽しいかも知れませんw
しんぼる=チンコって意味だけじゃなくて、
しんぼる=神様って意味もあったんかな。
松っちゃんのやりたかったコト。
93分間に凝縮された塊を堪能した濃厚なヒトトキでした。。。
<参考ブログ>
【映画】松本人志、新作『しんぼる』は
メキシコの町が舞台?ポスタービジュアルが解禁
個人的満足度:★★★★★





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