どうしても気になりまして、
またしても映画しんぼるを観に行って参りました・・・
やはり2回目ということで、
前回に比べジックリ観られた訳なんですが、
特にああ・・・と思ったところは夕暮れの風景。
夕暮れの風景と言っても外の景色ではなく、
室内・・・それもそれほど裕福でない家庭の、
雑然とした部屋のもの悲しい夕暮れ。
今の季節だったら17時過ぎ頃でしょうか。
だんだん暗くなってきたけど、
『まだ何とか本も読めるし、もう少し電気つけずに頑張れるかな』
ぐらいの明るさの時間帯。
時を刻む時計の音だけが鳴り響く静かな室内。
エスカルゴマンの奥さんが刺繍をしつつ、
ふと時計を見ると針は16時を指しています。
前回の映画『大日本人』でも思ったんですが、
この松本監督、夕暮れの風景を撮らせたら、
日本の監督の中でも結構上位の部類に入るんではなかろうか。(まだ2作目ですがw)
大日本人の主人公『大佐藤』の家でのインタビューシーンは、
基本的に夕方ぐらいだと思いますが、
このエスカルゴマンの家と同じ様に雑然として、
ちょっと薄暗くもの悲しい感じを一層際立たせます。
このほのかな薄暗さをビジュアル化出来るだけでも、
単なるお笑い芸人がアルバイト的に撮ってみました、という映画と、
一線を画している・・・とは言い過ぎでしょうかw
ある意味、ビデオ版映画とでも表現しても良いビジュアルバムの、
『システムキッチン』(浜田雅功とのコント)でも、
室内での夕暮れの風景が描かれておりましたが、
キタノブルーに次ぐマツモトサンセットみたいに表現される時が来るんですかねえ。
そういった意味でもこれからが楽しみではありますが。
そして、問題のラストシーン。
前回の日記ではこんな仮説を立てましたが、
改めて観てみると、近代漫才やコントの創り上げ、
芸人たちからは『神様』と呼ばれている彼が、
文字通り劇中で神様になるってところが非常に興味深いです。
そういえば独身最後の映画ってことで、
松本人志の集大成的なPRもされてましたし、
そういう意味も含まれているのでしょうか。
そして『しんぼる』絡みの動画・・・
Midnight Madness - Symbol - #mmadnesstiff #tiff09
トロントでの上映前の一コマです。
MCの格好的には主人公とエスカルゴマンを合わせたようですがw
しかし、盛り上がってますなあw
今まで見たことない映画がこれから始まるゼ!!
・・・ってところでしょうか。(超適当w)
それに関したサイト・・・
完全に不条理な話だが、
観衆の琴線に触れるような作品だったゼ!(超適当w)
・・・てな文章です。多分(汗)
Midnight Madnessの賞(何だかよく分かりませんが。汗)に
輝いた監督さんらしいんですが、
しんぼるグッズのパジャマを下に着込んでます。(何故かw)
よっぽど気に入られたんですかねえw
ま、この方の今後も楽しみ・・・(もうエエかw)