諸君!
久しぶりの辛味道の総帥なのである!!
今年一発目の辛味道なんであるが、
登場する店も年が変わろうが相変わらずである。
・・・しかし!
しばらく行かない間に・・・
メニューが変わっていたのである。
しかも、値段まで変わっていたのである!
いつもの男性店員(タイ人。TUBEの角野氏激似)に聞いたところ、
『姉妹店のメニューに統一したんですヨ。
ココは別ネ、値段は変わらないヨ。安いままネ』
とのことであった。
※参考画像
何だか一抹の不安を拭いきれなかったものの、
いつものガパオを注文。ライスは大盛りで頼む。
来た。
皿の感じまで変わっている。
以前の安っぽい感じでは無く、
何だか高級そうな感じすらする。(気のせいだろw)
味の方であるが、相変わらずウマイ。
パクチーを華麗にスルーされてしまったものの、
目玉焼きは黄身が半熟でコレはウマイ。
唐辛子やナンプラーで味を調整しつつ食べ進む。
そしてそして・・・
ガパオも
あらかた食べ終わったところに
出て来たのが、このブツ・・・
むむ・・・
思わず唸ってしまう。
まあ、全く期待してなかったところに出て来る物は、
本来ならば嬉しい誤算というか、有り難いことには違いないが、
しかし前菜的な位置づけの物が、デザートと同じタイミングで来るとは・・・
しっかり食べたけどな。
<結論>
愛想の良いTUBE角野の
『値段は変わらないヨ。ココは安いままネ』
というセリフであったが、支払った額は
キッチリ¥680+大盛り¥100の¥780であった。
う〜む・・・
またしても唸ってしまう。
以前だったら¥600で済んでいたところが、
¥780である。
もちろん、サラダが別にあって、しっかりとしたデザートも付いて、
おまけに食後のコーヒーまで付いているのだ。
これだってかなり安いはずだ。
しかし。
あの時の、一つの皿。
全てがこのスペースで収まり、物語が始まって、終わる。
言わばワンプレートという名の小宇宙。
とにかく早く、そしてガサツで下世話で、
唐辛子やナンプラーを雑に振りかけて、
タイのエネルギッシュで猥雑な空気感そのままの、
パワフルかつダイナミックな味。
それが目の前にあったのは、
食後のコーヒーとかで、すっかりお上品に、
”骨抜き”にされている同じようで”全く違う何か”。
あの、バンコクの味を、
もう堪能することが出来ないというのか。。。
それが、我輩は何よりも悲しかったのだ。
現地に行ったことは無いが。
まあ、話が脱線し放題であるが、決して
500円だから行ってたんだ!
・・・ということではない。(キリッ)
慌ただしい昼間に、
慌ただしく腹ん中にかきこみ、
慌ただしく出て行く。
そんな一連の流れの無い店。
そして、マダムの居ない店。
もう、そこには我輩の居場所も無いのかもな。
そんなことを思いながら店を後にしたのであった。。。
個人的満足度:★★★☆☆
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超名作アドベンチャーDS レイモンド・チャンドラー原作 さらば愛しき女よ / フリュー
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