
さてさて・・・
またしても、サッカー日韓戦のことなんですが、
この日記でも登場率高く、そして先日、妄想を書いた、
センセイがやってくれました。
左サイドに左利きを
(杉山茂樹のBLOGより)
まあ、詳細は上記のBLOGをご覧頂くとして(見ても気分悪くなるだけですがw)
相変わらず今回も独自の理論を展開しまくってらっしゃいます。
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ザッケローニは試合後の会見で、特に前半、左サイドの2人組(駒野、香川)が、
韓国の右サイドの2人(チャ・ドゥリ、ク・ジャチョル)に対して、
後手を踏んでいたことを認めた。
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いや、試合後の記者会見では、
”想定内”と仰ってたように思うんですが・・・
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理由は様々考えられるが、僕がいちばん思うのは、
駒野、香川ともに右利きだということだ。長友が出場した場合も、
もちろん同じことが言えるのだが、もし香川が左利きなら、
駒野が右利きであることは、大きな問題にならない。その逆もしかり。
ボールをサイドで受けた時、右利きの選手は右足にボールをセットする。
すると背中は、タッチライン側に向く。何となく内へ切れ込むような体勢になる。
そのとき、対面にマークを抱えた状態で縦に進もうとすれば、
切り返しのアクションという高度な技術が必要になる。失敗のリスクは当然高い。
簡単なプレイではないので、その使用は控えめになる。
高い位置で「勝負」を挑む瞬間に限られると言ってもいい。
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なんつーか、
最もらしいこと書かれてらっしゃいますが、
たとえばサッカー元日本代表の方とか、
日本リーグでプレーしていました・・・という経験者の方が、
仰るのならば、ああ、そういうものかね、と、聞くことも可能ですが、
得てしてそういう方ほどこんな独自な理論は展開されないもんですよね。
(当たり前の話ですがw)
一体どこの世界に、たとえば
左サイドの選手は左利きで、
右サイドの選手は右利きに限る
という監督がいるんでしょうかw
むしろ自分の少ないサッカー経験では、
たとえば右利きを敢えて左サイドに置いたり(逆もしかり)
中に切れ込んでいって利き足でシュート・・・という選択肢を与えるため、
逆サイドに置くチームが多いように感じるんですが、
センセイのようにプロ中のプロ観戦者にしてみれば、
自分のような素人とは全く違う世界のサッカーが見えているのでしょう。
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タッチライン際のプレイは自ずと少なくなる。横幅を十分に使えなくなる。
それぞれの進行方向はつまり8割方、右斜め前方だ。これに対して、
内田と岡崎の右利きコンビで組む右サイドは、右足でボールを持ち出すので、
縦に行きやすい状態にある。タッチラインぎりぎりのところで、
膨らみのあるプレイができる。
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まあ、プレー経験者でなければ評論してはならない、
というルールは当然ない訳ですが、
自分の文章に対する理解力が低いのか、
センセイが何を言いたいのか全く頭に入ってきませんw
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スタンドの上階から眺めていると、僕はこの左右の不均一さに違和感を、
バランスの悪さを覚えずにはいられない。縦への流れがある右サイドに対し、
左はなし。105m×68mのピッチに左右対称な図が描かれにくいことが、
ザックジャパンの特徴だ。
よじれたサッカー。ねじれたサッカー。
美しいサッカーかと言えば、けっしてそうではない。
美しいか、美しくないかより大切なことは結果だ! と突っ込まれそうだが、
僕には美しさには効率性、合理性と同じ意味があると思っているので、
そうした意味での美しさは、徹底的に追及されなければならない。
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すげえなあ。
今度は左右対称とか言い出してきましたよ。
>縦への流れがある右サイドに対し、左はなし。
センセイは、この試合の駒野とか、
アジアカップの韓国戦とか、決勝のオーストラリア戦とか、
もう頭の中に無いんでしょうね。
>大切なことは結果だ! と突っ込まれそうだが
まあ、今回は、たかだか親善試合ですから、
内容といいますか、センセイの仰る”美しさ”にこだわるのも結構でしょう。
ただ、
結果<<<<<美しさ
みたいになっている、そもそも美しさの基準ってナニ?
>105m×68mのピッチに左右対称な図が描かれにくいことが、
>ザックジャパンの特徴だ。
ザックジャパンの特徴だ・・・と、
まるで鬼の首を取ったように書かれてますな。
もうね、そんなに”左右対称の美しさ”にこだわりたいんだったら、
どっかの美術館でも行って好きなだけ見ていなさいよ。
少なくともサッカーのスタジアムに行くよりは、
センセイが求めてる”美しさ”があるかも知れませんよw
なんつーか、ここまでナンクセつけられるその才能に、
やはりセンセイはセンセイたる所以がある。
そう改めて思ってしまいましたねw
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(略)
4−2−3−1の3の左は、現状の駒の中でも1人だけ該当者がいる。
家長だ。左から、家長、本田、香川の順で並ぶのが、
いちばん自然ではないかと僕は思う。
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まあ、試合中一切ポジションチェンジせずに、
タッチラインを背にして、
ひたすら中へボールを蹴ることだけやってろ
・・・というのならば悪くないでしょうね。
この3人の並びだったら、
絶対この逆で並べた方がそれぞれ活きると思いますがねえ・・・
やっぱりプロは言うことが違うなあ(棒)
・・・で、
選手の採点でもセンセイは飛ばしてらっしゃいます。
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DF駒野 5.5
怪我の長友に替わって出場も、長友の必要性を感じさせる結果に終わった。
というか、もっと言えば、左サイドバックには、
左利きの選手を起用したい気分を強くさせた。
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センセイは2点目の本田のゴールに繋がったプレーは、
ご覧になってないご様子ですね。
>長友の必要性を感じさせる結果に終わった。
そりゃあ、あのインテルでレギュラーの選手と比べたらアレですが、
この試合に限って言えば、全く必要性は感じなかったですが。
むしろ
去年のW杯で燃え尽きていなかった。
駒野は、まだ死んじゃいなかったんだ!
と、多くのサポーターの前で躍動されていたように思ったんですが。
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MF遠藤 6.5
ミスの心配が最も少ない選手。この日も最もステディなプレイをした。
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日本語でおk
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MF長谷部 6
2014年まで安泰だと言わせるプレイをしたわけではない。
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いや、ボクは十分安泰だと思いましたが・・・
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FW 香川 7
7.5と言いたくなるが、自爆パスに繋がりかねないミスを犯したため−0.5。
それはともかく、試合後の会見の席上で「アジアカップの頃に比べると成長している」と、
ザッケローニは述べた。どこがどう伸びたのかという話はなかったが、監督の表現通り、
全体的に良くなっていることは確か。前半、対峙する韓国の右サイドバック、
チャ・ドゥリのマークを外し、決定的な場面を作られることもあったが、
相手ボール時の対応も、なんとか合格レベルに達していた。
4−2−3−1の3の右でのプレイも見てみたい。
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相変わらず辛口っすなあ。
>相手ボール時の対応も、なんとか合格レベルに達していた。
そしてこれw
前線に顔を出したかと思えば、
最終ラインまで守備に戻ってチャ・ドゥリからボールを奪ったシーンを、
センセイはご覧になっていませんでしたか。
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※交替選手
FW清武6
前半35分、怪我の岡崎に替えてピッチに送り込んだザッケローニの起用法が巧かった。
代表デビュー戦、しかも相手は韓国。申し分のない舞台に、
リラックスした状態で出場することができた。思いの外、長い時間。
問題は、肝心のプレイ。失敗を恐れず、もう少し積極的に行くべきだった。
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すげえなあ。
初のA代表の試合で、相手は韓国で、
2アシストまでしておきながら”6”かよw
>失敗を恐れず、もう少し積極的に行くべきだった。
李、本田、香川らが前へ前へ行くから、
少し引いてボールを受けたり、スペースに走ったり、
ボールをつないだりと、非常に積極的に賢くプレーしていたように思いましたが。
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DF槙野5
左サイドバックの位置に、駒野に替わって投入されたが、
駒野の欄で述べた問題が、駒野以上に当てはまった。左のサイドバックのポジションに、
右利きの選手を置く弊害を見た気がする。縦への攻撃参加はほぼゼロ。
香川とのコンビネーションも良くなかった。案の定、彼の投入以降、
日本は徐々にペースを失っていった。サイドで使うなら右だろう。
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アジアカップ決勝の時はMF藤本が引き合いに出されてましたが、
今回の独自の理論の引き合いに出されてしまったのが槙野。
>縦への攻撃参加はほぼゼロ。
チャンスにこそなりませんでしたが、
攻撃参加は何度かされてたように思いますが・・・
結局アレなんですよねえ、
>右利きの選手を置く弊害を見た気がする。
自分の理論を正当化したいからこそ、
攻撃参加はほぼゼロ=大失敗
でなきゃならない訳ですものね。
まあ、槙野にはもっともっと奮起して頂きたいのはありますが。
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MF家長6
交替の相手は今回も遠藤。守備的MFとしてピッチに立った。
後半40分、香川に替わって細貝が投入されると、ポジションを1トップ下に上げた。
香川同様、自爆につながりかねないパスを1本献上した分−0.5。
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まあ、サッカー選手の採点なんて、
結局は見た人の主観によるものですから、
みんな同じってこともないとは思いますが、それにしても、
清武と家長が同じ6ってオカシイだろ
・・・と、思わざるを得ませんなw
しかも、パスミスが無ければ6.5で、
2アシスト(しかも初のA代表の試合)した選手よりも、
高評価になるところだったんですよ。
駒野の5.5というのもナットクいかねえなあ。
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※試合の娯楽度★★★★★★★☆☆☆
前半は時間の経過が早く感じられた試合。
後半は、日本が2ゴールを加えるまでは良かったが、その後、ダレた。
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何か新しいパラメータが登場してしまいました。
>その後、ダレた。
そりゃあそうでしょうねえ。
新しい選手も次々と投入されたし、結果も見えてる中で、
完全に”流して”プレーされてましたものねえ。
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評論:杉山茂樹 ー(採点不可能)
読んだ人を確実にイラつかせ、
そして某掲示板を含めて壮大に釣りまくる独自な理論や、
見る者を煙にまく採点などいかんなく発揮する評論は、
誌面上でもネット上でも常にステディなプレイを見せてくれる。
今回はサッカーの評論において左右対称とか、
右利き、左利き論という全く斬新な理論まではセンスを感じたものの、
逆にその独自の理論にあまりにこだわり過ぎてしまった感もあり、
面白味というかエンターテインメント性には欠けていた。
次回の評論の際は、ぜひその点を猛省して欲しいところである。
※評論の娯楽度★★☆☆☆☆☆☆☆☆
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