2011年08月26日

【サッカー】「まるでキャプテン翼だ!」李忠成決勝ゴール【海外の反応】

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※下記サイトより転載させて頂きました。以下、全て下記サイトより転載。



さてさて・・・

本日の日記は、海外シリーズ・・・というほどのものではないですし、
全く時期が外れまくっているので恐縮なんですが、
今年のアジアカップを制覇した日本代表の現地レポート的なものを、
ご紹介させて頂きます。


「まるでキャプテン翼だ!」李忠成決勝ゴール
海島健さん アッラーの国のフットボールより)


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『4回目のタイトル、日本はアジアの空を飛ぶ』(カタール、アル・ワタン紙)
『信じる?豪州戦のゴールを決めた選手の名前はイ・チュンソン 
韓国人が日本の歴史を作った』
(同じくアル・ワタン紙)
『川島は100点満点』(同じくアル・ワタン紙)
『チャンスはサムライの息子たちに微笑んだ』(カタール、アル・シャルク紙)
『サムライ戦士、アジアの王者』(バーレーン、アル・アヤム紙)
『アジアの結婚式、日本の幸せで終わる』(バーレーン、アル・ワサット紙)
まず、『川島満点』に関しては、UAEのドバイTVはこんなことをいっていたらしい。


「決勝戦は川島の日だった。彼がほかの10人を奮い立たせた。
豪州には明らかな得点チャンスが15回ほどあったが、すべてをセーブだよ。
彼のセービングの方法は実に多彩でびっくり。アラブではGKはチームの半分と
よく言われるけど、今日はチームのすべてだった」


とファイナルのマン・オブ・ザマッチを称賛した。
JFAなどについても、「日本には2050年のW杯開催(と優勝?)
というはっきりした大目標がある。
そのためには今年1年は何をすべきかということを日本サッカー協会のスタッフも
ちゃんと自覚して、少しづつ積み上げようとしているのだよ」

湾岸サッカー界に足りない何かを示唆した。



もうあの大震災もあって、ずいぶん昔の出来事のような感じもしますが、
まだ”今年の出来事”なんですよね。


確かに、この日の川島神がかっていましたね。
正に”守護神”と呼ぶのに相応しい働きだったと思います。

しかし、素晴らしいGKを産み出す土地柄だけあって、
そんなアラブからの高評価は素直に誇らしいですねw


 カタールのアル・ジャジーラスポーツ日本のすごさを語った。

「今回の大会でも、我々アラブサイドが日本や韓国から学ぶことは多い。
松井やエースFW香川が怪我で離脱、川島もシリア戦でレッドカードをくらうなどの
大きなアクシデントに見舞われたが、それでも安定したパフォーマンスを見せ付け
タイトルをとった」


日本優勝を振り返った。さらに、その背景にも軽くふれた、

「日本人は日本代表だけに熱中しているわけじゃないんだ。
普段はJリーグの動向をものすごくまじめに注視していて、
ファンも安いとはいえない入場料をはらってスタジアムにつめかけているのだよ。
ずっと長いこと単なるベースボールの国に過ぎなかった日本がだ。
どうやってそんな日本人をこの短い期間にここまでサッカー好きにさせたのか?」


“日本に学べ”と呼びかけた。さらに、

「日本にははっきりしたキャラが確立している。日本のやっていることを
コピーアンドペーストすることは意味がないし、不可能だ」
とも付け加えた。



メディアマスコミは相変わらずベースボールの国のままのような気もしますが、
実際、スタジアムでは着実に・・・ではありますが、盛り上がっていると思いますし、
今後は”なでしこ効果”もあって、その流れはさらに加速・・・すると良いのですがw


ちなみに、この日記でも何度か書かせて頂いておりますが、
アジア地域では日本のJリーグって結構人気なコンテンツらしいんですよねえ。


この辺、放映権料的な面で、
もう少し上手く商売出来ないもんかのう・・・

などと思ってしまうんですが・・・

そうしたら、赤字で苦しむJのクラブも潤うし、
高い外国人選手を買えなくてなかなか苦戦しているACLとかも、
もう少し楽になるのかなあ・・・とも思うんですよね。





日本vs豪州のゲームに関しては、カタールのアル・カスTVは、

「決勝戦での日本のプレーぶりは、今までのものと較べるとそれほど良くはなかった。
というより、最悪に近かった。一方の豪州代表は今まででベストのゲームをした。
(それでも、日本が勝った)」


とオージーファンが聞いたら激怒確実なコメントまで飛び出した。
前出のドバイTVも、

「日本、韓国、豪州の3強にほかの国は全くかなわなかった。特に持久力の面で」

としながらも、

「日本は英国スタイルの豪州をぶちのめしてくれた。
アジアの日本が欧州サッカーにひけをとらないことが再び証明されたね。
欧州のクラブはますます日本のプレーヤーをほしがるようになるだろう」

豪州をお客さん扱いするようなコメントをした。
(このあたりはさらなる考察をしたいところですね。)






 さて、ラストはゴールを決めた李忠成についてだ。アル・カスTV

「李は漫画キャプテン・マジドのようにプレーした」

美しかったゴール“漫画のよう”と形容した。
そう、あのキャプテン翼はアラブ世界ではキャプテン・マジドとして紹介され、
翻訳されているのだ。

 サッカー協会の長期計画も万全で熱心なファンに支えられている。
選手層も厚くて、アクシデントにも動じずに安定した力を出す。

アジア杯の優勝を決めるゴールはさながら漫画のようと、
アジアサッカーの理想郷のようなイメージで語られてしまった。

気恥ずかしいような気分もありますが、まずはありがたくこの称賛をいただき、
さらなる高みに挑戦する日本代表を今後も中東から見守りたいと思います。
(中東勢も日本を全力で追いかけます)


う〜む・・・


なるほどねえ。


先日のU−17のW杯ではありませんが、
やはり日本サッカーが活躍すると、
どうしても”キャプテン翼”のイメージになってしまうのねw


先日の日韓戦も惜しくも得点にこそなりませんでしたが、
気迫あふれるプレーTVの画面越しでも十分伝わってきました。

今度のW杯予選李選手に期待したいと思います。


それにしても・・・


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旗を売る人−日本の旗のほうが売れていた


やはり、アラブでも豪州はアジアじゃないという認識なんですねw


選手の大半が白人で、そして体格的にも全く違うし、
李選手がゴールを決めた時、そして表彰式の時最後まで多くの方々が残ってくれて、
盛り上がってくれたこと。
TVで見ていて本当に素晴らしく思いました。





日本に負けていった国に対して失礼のないよう、
アジア王者の誇りを持って万全な体制でW杯予選にのぞんで欲しいものです。


今の日本代表は、日本人だけが注文しているチームじゃありませんから・・・


最後になりましたが、
このような素晴らしいレポートを書いて下さった、
海島さんに心から感謝すると共に、
これからもずっとご無事でレポートをお願いしたいものですね。




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地図が読めないアラブ人、道を聞けない日本人 (小学館101新書) [単行本] / アルモーメン・アブドーラ (著); Al‐moamen Abdalla (原著); 小学館 (刊)
posted by RT at 18:29| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外から見た日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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