さてさて・・・
ラーメン絡みの実に寂しいニュース・・・
病室ですすった最後のラーメン 亡くなった佐野実さん
正直な話、ショックでした。
こういうので話題になる前・・・
鵠沼のお店にも行きましたし、
人気になった後の横浜ラーメン博物館の、
支那そばやにも行きました。
とくに鵠沼のお店でいただいた一杯は、
決してオーバーでも何でもなく衝撃的な一杯でありました。
あの当時は、お店に出ていることは少なく、
お弟子さん(一番弟子?)の方が、
同じ服装で髪型も同じような感じで切り盛りしてらっしゃいました。
眉間にシワを寄せ、
決して喋らずひたすら黙々とラーメン作りに精を出す。
ごちそうさま〜!
・・・などと言ってもムダである。
無言であるどころか視線すら向けない。
その姿勢は、ある意味清々しくもありました。
しかし、その分(?)接客係的なポジションの、
お爺さんがいらっしゃいまして、
その方はずいぶんと腰が低く感じの良い方でした。
(それでバランスを取っていたのかは定かじゃないですがw)
ビックリしてしまったのは、
パート?のご婦人方も厨房で動いていたのですが、
その方々も漏れ無く険しい表情をなさっていたこと。お店の隅々まで
佐野さんの"イズム"に満ち溢れていたのかも知れません。
マスコミで話題になっていた
私語厳禁
・・・ということは無かったのですが、
上記のようなピリピリした店内の雰囲気でしたので、
気軽におしゃべり出来る空気ではありませんでしたw
ただ、自分の記憶をたどってみますと、
携帯電話や匂いのキツイ香水はご遠慮ください
・・・というような貼り紙は、あったような気がします。
店内はあくまでも清潔の一言。
そこは本当に素晴らしかった。
当たり前?
いえいえ。
自分も飲食のバイトをしたことがありますが、
意外に難しいんですよね・・・
こんなことを言っては何なんですが・・・
しかし、そこは徹底された清潔さが感じられて、
ピリピリとした雰囲気ではありましたが、
決して不快な感じは全くありませんでした。
らぁ麺と塩らぁ麺を交互に頼んでいましたね。
どちらも本当にウマかった。
麺はツルツルとのどごし良く、
そして小麦の香り、旨味の感じさせる麺。
スープはとにかくアツアツ(これが重要!)で、
しかも大きめの丼にヒタヒタに入っているのが、
本当にウレシイ。
よく最近ありがちな縦に細長い丼で、
量をごまかす的なことは一切ナシ。
タップリの麺にタップリのスープ。
値段は、確か700円ぐらいじゃなかったかしら。
それでも『安い!』と思わせてくれた一杯でありました。
聞くところによると、
本当にラーメンが大好きで(確か週刊誌でも連載を持っていましたね)
毎回スープも残さず召し上がられていたとか・・・
麺の糖分、スープの塩分、脂分・・・
それが佐野さんのお身体を蝕まれたのかも知れません。
奇しくもテレビで『引退する時は?』という質問に
死ぬ時だよ
そう答えられていた佐野さん。
ラーメンの鬼の引退・・・
本当にお疲れ様でした。
色々と毀誉褒貶の多い方ではありましたが、
個人的にはあなたの作られたラーメンを食べることが出来て、
本当に幸せだと思っております。
心よりご冥福をお祈りいたします。。。
第13話 未来へのプロローグ
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