日本、ギリシャと0-0引き分け
数的優位活かせずギリシャとドロー
最終戦にGL突破懸ける/日本代表W杯速報
日本代表は現地時間19日(以下現地時間)、
ブラジルのナタルで2014年W杯グループリーグ
第2戦のギリシャ戦に臨み、0対0のドローで試合終了となった。(ISM)
http://brazil2014.headlines.yahoo.co.jp/wc2014/hl?a=20140620-00000014-ism-socc
ギリギリのところで首の皮一枚辛うじて繋がった
のか
ただ GAME OVER の日が延びただけ
なのか、それを決めるのは己自身。
確かに、動きは初戦よりも見違えるほど良くなった。
しかし、それはとても情けないことだが、
大変悪い から やや悪い までランクアップした程度。
いい試合だったとは到底言えないが、
しかし、マスコミや掲示板などで、
監督をはじめ散々叩かれているほどには、
個人的には酷くは見えなかった。
(それも情けない話だが)
もちろん不運もあったろう。
前半のうちにギリシャのキャプテンが退場し、
一人少ない相手に日本は何やってんだ!!
・・・という意見もよく分かるが、
ギリシャのように戦い方がしっかり確立されていて、
堅守速攻を持ち味とするチームにしたら、
10人になってしまったのは、むしろ
チームとして、
よりやるべきことが明確化されて、
逆にやりやすくなった
・・・という側面もあったと思うのだ。
(まあ、結果論ではあるが)
ギリシャ代表は、高くそして分厚い守り、
組織だった守備で徹底的にスペースを埋められ、
日本の選手が相手ゴールに近づけば近づくほど、
泥沼のように自由を奪われ、ボールを奪われる。
その点では、日本代表としてのやり辛さ、
相当なものであろう。
そして、そのゴールをこじ開けられなかった
その現実。
それが現状の日本代表の限界なのであろう。
残念ながら。
試合自体は先述のように、
個人的には意外なほど楽しめた。
塩試合とか糞試合とか書かれまくっているが、
長年J2の試合を見てきて不思議と既視感・・・あるいは、
親近感を覚えてしまう光景であった。
圧倒的な戦力を保持し、
昇格街道を驀進する上位チームに対する、
地方の資金的にもサポーター数的にも、
そして戦力的にも困窮しているチームとの試合。
圧倒的な相手チームの要となる選手に対し、
あたかもキャプテン翼の石崎君のように、
ガッツでスッポンのように食らいついて守り、
自陣深くラインを敷き、雨あられと降り注ぐシュートを、
ひたすらカラダを張ってブロックして必死に守る。
0-0のドロー
まるで勝利したかのように全員喜ぶ光景に、
まるで敗戦したかのように全員うなだれる光景。
下位チームのホームゲームなのに、だ。
もちろん比べるのもおこがましいぐらいの、
レベルの差はあるが、そんな光景を、
テレビを見ていてふと思ってしまったのである。
試合自体については、
もはや特に言うべきことは何もない。
(そのような段階でもないし)
超希望的観測になってしまうが、
尻上がりに調子が上がっている(と、信じたい)日本と、
既にグループリーグ突破が決まったコロンビア。
背水の陣で臨む日本にとって、
もはや失うものなど何もないはず。
窮鼠猫を噛む
日本代表の広告ではないが、
世界を驚かせる覚悟があるならやってみせろ。
あとは天命を待つのみ。
今日のギリシャ戦で
ギリギリのところで首の皮一枚辛うじて繋げた
のか
ただ GAME OVER の日が延びただけ
に、してしまうのか、
それを決める権利は、まだある。
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