【ラーメン】チン正男氏も応援？無事入学。〜武蔵野アブラ學会

さてさて・・・






またしてもラーメンなのですが、
わたくし以前から気になっていたお店がありました。
（またかよ）





・武蔵野アブラ學会






店の雰囲気も非常にアヤシゲな感じなのですが、
この店のWEBサイトもアヤシサ満点。














この方。





創業者？なのか何なのかまったく不明ですが、
インパクトはものすごいよなあ。
全体の雰囲気を含めてこのセンスには正直脱帽です。
何となくサブカル臭がするのもイイ。





そして、上記のサイトを拝見していて、
思わずなるほどなあ、とナットクしてしまったので、
一部引用させていただきますが・・・







■健康第一主義

油ソバは、その名前から健康的な食べ物と思う人は滅多におりません。
確かに麺は主に炭水化物でできており、そこに油を絡ませておりますので
ダイエットを真剣に考えている人にはお奨めできないのは事実です。
しかし、油ソバにも言い分がございます。
こちらにもちょっとだけ耳を傾けてくださいますと光栄です。


世界中にある油ソバ

イタリアのパスタは、ほぼ全てにオリーブオイルを絡ませてあります。
中国の麺類のバラエティーは日本の比ではありませんが、殆どの麺類に油を絡めます。
これらは総じて不健康と言えるでしょうか？
当店は、「使っている油による」と考えています。
パスタでも、飲めるぐらいにフレッシュなオリーブオイルを使ったものは
体にやさしいでしょう。また、いくら健康的なオリーブオイルだからといって、
何度も揚げ物に使ったものでは不健康といわざる得ません。
何故イタリアや中国のような麺文化の国々が麺に油を入れるのかと言えば、
これは何といっても美味しいからです。つまり、油ソバと言うのは日本では
まだまだマイナーな麺の食べ方ですが、世界的に見れば
ごく普通な麺の食べ方と言えるのではないでしょうか？
大事なのは油を使うか使わないかではなくて、良質な油を使っているかどうかなのです。







・・・なるほどなあ。





確かにそうだわ。




油そばってアブラギッシュ（そのままじゃねーか）で、
高カロリーかつジャンクの極みな感じで、
ものすごく不健康なイメージあるのに、
これがたとえばパスタで



エクストラヴァージンオリーブオイルを使用！



などと見るとものすごくヘルシーに見える不思議。





そんな日常生活において何のギモンも持たず、
ダラダラとアホのように日々過ごしてきた自分にとって、
アタマをガーン！と殴られたような思いでした。




まあ、健康的か不健康的かは置いといて、
中国の担々麺だって本場のやつは、
汁なしタイプ・・・つまり油そば的形状だというしなあ。



常識を疑え



・・・どこかのキャッチコピーではありませんが、
そんな新たな"常識"をボクに与えてくれ、
そんなコダワリを感じる店。



イイではないか。



しかし、もうメシ食っちまったしなあ・・・



オレの軽率な行動が今更ながら悔やまれる・・・




・・・というのが、かつてのお話。
（相変わらずムダに長くてすみません）







先日、ついに念願かなって、
學会に入会することが出来たのです。












昼のちょっと前、
11時50分ぐらいという時間が良かったのか並ばずに入会。
それでも店内は、ほぼ満席状態。
しかも続々と行列が出来ていきますから、
これはナイスタイミングとしか言いようがありません。





フツーの油そばとライスの食券を購入。





油そばは大盛りでも同額だったので、
迷わず大盛りのボタンを押します。
（迷えよ）





そして"無限"と書かれたライス。




どうやら"無限"にお代わり出来るというもので、
それが50円という破格のお値段。




・・・イイではないか。




炭水化物に炭水化物という暴挙ではありますが、
まあ、たまにはイイよね♪
・・・ってことで。
（いつもじゃねーか）






待つことしばし・・・





やはり麺はごっつう太麺なので時間がかかるようです。





そしてそしてついに・・・











きました。






おお、これが夢にまで見た油そばか・・・
（大げさ過ぎるだろ）






カウンターには丁寧な食べ方が書かれており、



ラー油や酢が非常に有効であること。

油により結構酢を入れても大丈夫であること。

そして、とにかく混ぜること。



・・・等々あり、スナオにそれに従うことに。










＜結論＞








ウマイ。






ウマ過ぎる・・・






いや、マジでものすごくウマイわ。







最初に、そのまま味わってみたのですが、
その時は



ああ、なるほどこんな感じね



・・・ぐらいのものだったのですが、
ラー油と酢が入ったらもうアレですわ。




食べていて半狂乱




という感じでありました。
（大げさ過ぎるだろ）





非常にコッテリ濃厚でありながら、
ラー油と酢の働きで非常にマイルドかつ、
スルスルとイケてしまう。





そして、それが白いメシに激しく合う。





麺をおかずにメシという構図が、
これほどまでに素晴らしくマッチするとは、
本当に感動的ですらあります。
（大げさ過ぎるだろ）





麺もものすごくウメえなあ。





タレがとにかく濃厚なのですが、
それに負けない、いや勝ってるかもしれない、
ぶっといモッチモチの麺。
麺自体に甘み、そして旨味がある。












そしてそして、さらに感動的なのが、
卓上に備え付けの味付け軟骨肉（でいいのかな。汗）
これがものすごい。





味がよく染みていてコリッコリ。
油そばに合うし、メシにもイケる。
それがタダ、取り放題。
素晴らし過ぎます。












後半、その軟骨やコショー、
さらに酢を追加投入し、
さらに半狂乱・・・というかもはや全狂乱になりつつ、
ワッセワッセと食べ尽くしたのでありました。





そして、店を出た後の何とも言えない虚脱感・・・



この感覚、どこかで・・・



そうだ。二郎だ・・・





めっちゃウマイ二郎に当たった時、
店を出るとこんな感覚になったものだ・・・






この油そば店はノスタルジックさがテーマであるようですが、
それをいただき、こっちはこっちで、
勝手にノスタルジックになったのでありました。






これは絶対また行かねばなるまい。。。









個人的満足度：★★★★★＋



珍夜特急 2nd season 8―ボリビア・チリ・アルゼンチン― -