さてさて
先日の日曜日のメインイベントはサッカーだったんですが、
ここではそれ以外のことを…
朝、出かけるべく早めに朝食の支度をしてると、
ピンポーンと誰か来ました。
「ふわ〜い」
などとネムタゲに応えながらドアを開けると、
そこにはうら若き女性の二人連れが。
その女性の表情を見た途端、
イヤな予感はしたんですが、果たして宗教の勧誘でありました。
自分の住んでる町は、某宗教が大変に盛んで、
下手すると毎週のように訪問を受けることがあります。
そんな彼女らの、
信念の全く揺るがない「真直ぐな目」を、
真直ぐ見ることが出来ないほど心が汚れてしまってる自分は、
あ〜、とか、え〜、とか、シドロモドロになりながら、
「ワタクシはゾロアスター教を信仰しており、
それはジャイナ宗教の流れを汲む古代からの独自派で云々…」などと
適当なことを言ってやり過ごします。
早くしないとカップラーメンの麺がノビてしまうからでありますね。
そして、サッカーを見た後、
千駄ヶ谷から新宿まで歩くことにしました。
混み合う総武線に乗ることを思ったら、
こうしてのんびり歩いて帰るのも良いもんです。
テクテクと歩き、
代々木駅に差しかかろうかといった所で事件は起こりました。
若い警官と、30代半ばぐらいの、
アキバ系というかオタク風の男性と何やら揉み合ってます。
二人の会話(全く会話になってないけど)を聞くと、
どうやら男性が自転車か何かを盗んだ疑いがあるらしく、
それを問詰める警官と、何とかそれを振り切ろうと
必死に抵抗する男性、という構図のようでした。
お互い全く譲らずに激しく揉み合い、叫び合います。
男性の激しい抵抗により、ズルズルと移動していました。
一対一の勝負だと警官の分が悪そうです。
警官「…だからッ!アナタが盗んだって言ってるんでしょうよ!!」
男性「…ヌブー!!…よ!!はなぜよッ!!!
〒〇☆△※♂11!!モルスァ!!」
男性は激しく興奮していて、
何を言ってるのかほとんど聞き取れません。
警官も段々と興奮してきて、声もついつい荒げてきます。
警官「いいからとりあえず止まりなさい!!ハァハァ(息の音)」
男性「モルスァ!!!」
警官「止まれ!!」
男性「モルスァ!!!」
警官「止まれッつってんだろッ!!オイィーー!!」
男性「モルスァ!!!」
…二人の激しい攻防は、そんな叫び声をコダマさせつつ、
揉み合いながら千駄ヶ谷方面へと消えて行きました。
周囲の人々(○○サポーター多数)も、
唖然としてそのヤリトリを見守っていました。
国立では対面にいましたが、
その瞬間だけは彼らとの妙な「連帯感」を感じました。
「おっかさん、都会は本当に怖かとこばい」
…と、
何故か急速に九州人化しつつ家路についたのでありました…
※当然ながら本文の自転車とは全く関係ありません