先日、青山の紀伊国屋に行った時に、
つい気になって購入したもの・・・
画像は、ちょっと分かりにくいかも知れませんが、
これはいわゆる「インディカ米」と、
呼ばれる長米種のお米であります。
前々から気にはなっていたんですが、
おつとめ品(またかよ!笑)のカゴに入ってたので
即買いしてしまいました。
何故気になってたのかと言うと、
よくカレーを作るんですが、
カレーと言えば、インド、インドと言えば、
インディカ米・・・という理論に基づき(?)、
より地元の味に近づけてみたいというか、
本格的なカレーを味わいたい・・・という欲求が
抑えきれなくなった訳ですね。(笑)
ま、スパイス方面で懲りだすと、
費用的にもとんでもないことになるので(汗)
せめてご飯だけでも・・・という涙ぐましい気持ちの
表れなんですわコレが。
しかし、カレーと言ったら、
むしろ今は「日本料理」ではないのか?
という鋭い指摘を柳沢ばりに軽くスルーし(笑)、
説明にある通りの炊き方をしてみます。
よくよく読んでみますと、
「炊く」というよりも「茹でる」って感じで
完成させるようですね。
たっぷりのお湯で10分ほど茹でる。(フタは取らない)
そしてフタをしたままお湯を捨てて
(カップ焼きそばの要領ですな。笑)、
そのまま5分ほど蒸らして出来上がり・・・
以上が、出来上がりまでの主な流れであります。
やってみると、
まずフタをしたまま茹でる、
という行程に無理があることが分かります。
たちまちボワーッと吹きこぼれてしまうのでありますな。
日本の米だったら、
「赤子泣いてもフタ取るな」という
厳しい掟があるのですが、
「外国生まれの俺らにこの理論が通用する訳ねえよ!」
という米たちの無言の意思表示かと思われます。
まずはそのまま食べてみます。
非常にアッサリとした食感と味わいが印象的です。
そして、日本米とは異なる独特な風味があります。
確かに、いわゆる和食のように
ご飯がメインでオカズを食べ進むタイプの食事には
少々不向きかも知れませんが、
やはりそれはそれ。
油っこい料理や、
香辛料を効かせた料理との相性はバツグンです。
特に汁気の多いオカズをご飯にかけて、
混ぜ合わせて食べると良い感じです。
よく言われるパサパサした感じは短所ではなく、
紛れもない長所となります。
先日作り置きして冷凍保存していた
ベジタブル100%カレーを温め、
その米たちと一緒に味わい、噛み締める。
世界四大文明の一つ、
インダス文明を育んだインドの悠久な時の流れに
思いを馳せながら、
しみじみと物を想う夜なのでありました・・・
大量に運ぶ機会はまず訪れないとは思いますがww