さてさて・・・
またしてもサッカーで恐縮ではありますが(汗)
まだまだ個人的に興奮覚めやらぬ、
イタリア戦でありますが、その火照った身体(キモチワルイなw)に、
ザバリと水を浴びせて頂いたようなコラムをご紹介させて頂きます。
サッカージャーナリストであり、
フットボールライフ・ゼロ発行人でもある中山 淳氏のコラムを拝見して、
若干違和感を覚えたのですね。
以下、一部引用を交えてご紹介させて頂きます。
コンフェデ杯敗退は、ザッケローニの無策と
臭い物に蓋をするメディアに責任がある
まあ、以下あくまでもサッカーの超ド素人の、
個人的な感想で書かせて頂きます・・・
> しかし、日本はブラジル人と同じように
> 喜んでいてはいけないはずだ。
確かに大変面白い試合をされていましたが、
本当に心から喜んでいた人間って居たのでしょうか。
もちろんゼロではないでしょうが、
それ以上に悔しいと思った方が多いような気がするのです。
(当然確証はありませんが。汗)
> 客観的に言えば、突き付けられた現実は
> 極めて厳しいものだった。
(中略)
> 公式大会で2連敗し、グループリーグ敗退が決定した。
> それが、今回のコンフェデレーションズカップで
> 残された現実だ。
だから何ですか。って感じですね。
(現実というか事実を述べただけですけどね)
"プレW杯"ということで、
各大陸の王者同士が戦って”手合わせ”をする場。
確かに結果は大事でしょう。大事だとは思いますが、それ以上に、
日本の純粋に現在居る”立ち位置”が、
世界のトップクラスと試合することで図れる格好の場。
相手はW杯を4度も制した世界のトップクラス。
敗れたけど別に喜んでたってイイじゃねーかと、
アマアマな目線の自分なんかは思ってしまうのですけどねえ。
仮にここで優勝でもしたとしましょう。
でも一年後にGL3連敗してさよなら〜というぐらいだったら、
今ガチで思いっきりブツかっといて良かったと思うんですよ。
この大会の結果ばっかり気にしていても仕方ないわけで。
少なくとも自分は、ガッチガチに引いて守って、
たまたまカウンター1本決まって1-0とかで勝ち進むより、
負けはしましたがこの方がよっぽど誇らしく感じましたしね。
(そんな戦い方は”来年で”OK)
恐らく、恐らくですけど、これからは選手選考も含めて、
戦い方も強豪国相手で若干変えてくるのではないかと思うのですが。
(これまた確証はゼロですが)
> 問題視すべきは、ザッケローニ監督の無策ぶり
・・・と小見出しに書かれて
> たとえば、前半2−0となった時点で、
> イタリアのプランデッリ監督はすかさず
> 動きの鈍いアクイラーニを下げて、
> 前線で起点を作るために
> テクニックのあるジョビンコを投入し、
> 日本の勢いを食い止めにかかった。
だったら、最初っからスタメンで、
ジョビンコやアバーテを入れとけと。
これだって結果論っつーか、
セルジオさんがよくコラムで書かれているイメージですが、
ザッケローニさんが前半で選手交代なんかしようものなら、
それこそ鬼の首でも取ったかのように
・監督の事前の準備のミス
・試合前の練習の段階で選手の出来を把握出来ていない
・貴重な交代枠をみすみす一つ失うことになった
・・・みたいなことを書かれると思うのですがw
結果として良い方につながったから、
> 出来うる対処策を素早く打つことができていた。
と、監督の采配がズバリ的中したみたいな書き方されてますけど、
逆の見方をすれば先ほどのセルジオさんのような、
批判も出来るわけで。しかも・・・
"結果オーライだからで済ませてはいけないよね。"
・・・みたいなことまでプラスされたりしてw
ちなみに、他の海外の反応のブログ等を見る限りではありますが、
このプランデッリさん、イタリアのサポーターの方からは、
あまり支持されてらっしゃらないようですが・・・
(今回の試合は特に)
・・・で、ベンチワークでの無策っぷりを書かれてますが、
あのイタリア相手ですよ?ハッキリ言ってサブの選手に、
ジョビンコとかアバーテクラスの選手が居るんですかね、日本に。
確かに酒井、ハーフナー、中村・・・
ハッキリ言って機能していたかと言えば、正直う〜ん・・・となってしまいますし、
その投入に対しても、う〜ん・・・という部分も正直あります。
(投入するタイミングも含めて)
・・・が。
> それはまさに選手任せとしか思えないような
そればっかりは”選手個人の責任”
としか言い様がないと思うのですね。
日本にだって、
本田や香川、長友などの存在を脅かせるような控えが居れば、
そりゃあの采配はミスだ!何やってんだザックは!と、
いくらでも言えるでしょうよ。
日本の控えのどこにジョビンコとか、
アバーテぐらい出来る選手が居るのかと。
かつてトルシエさんだったか、
反町さん(現:J2松本山雅FC監督)だか忘れてしまいましたが、
監督の仕事は”選手を試合開始のピッチに送り出すこと”が、
その仕事の7割8割を占めるとか何とか仰られていました。
つまり事前の準備がその大半を占めている・・・と。
(うろ覚えで恐縮ですが。汗)
・・・かと言って、試合中の交代、システムの変更など、
試合中の采配を決して疎かには出来ませんが、
トルシエ、ジーコ、オシム、岡田・・・この手の批判は、
途切れることがありませんなw
> 勝つためのゲームプランが“真っ向勝負”という
> 1通りのプランしか用意されて
> いなかったこと自体が大問題だった。
そりゃそうでしょう。
先述しましたが、日本の現在の立ち位置を図る絶好の機会。
ここで真っ向勝負しないでいつするんですか。
> 臭い物には蓋をする日本のメディア体質の責任は重い
何が何でも礼賛はアレですけども、
何が何でも批判する俺カッケーみたいなライターさんは、
何だかなあ・・・。
> また、仮にメキシコ戦と同じ出来の
> イタリアが相手だったとしたら、
> この試合と同じように戦えたのかどうか
> という疑問も考える必要がある。
これだってだから何?って話だよなあ。
そりゃあ確かにそうでしょうけど、
そんなことを言い出したら、
今までW杯最終予選を戦ってきて、
日本⇒カタール⇒ブラジルと超長距離移動、
過密日程の疲労に、時差のWパンチの中で
蒸し暑い気候で試合している日本代表
・・・のことに全く触れないのも、
フェアじゃないような気が。
少なくともあのイタリアと、
ここまで戦えた事実は事実として、
ザッケローニさんの確かな功績でもある訳で、
認めるところは認めた上での批判ならば、
まだ分かるような気はするのですがね。
敢えて書きますけども、
日本っていつからサッカー強豪国になったのでしょうね。
いくらイタリアの調子が悪かったとはいえ、
W杯を4度も制し、ユーロでも準優勝するチーム。
何より日本のサッカーライターさんよりも、
目が肥えていると思われる世界のサッカーファンが、
大絶賛した戦いぶりと、会場のサポーターの反応。
それを全否定するかのような内容に、
何となくな”思い上がり感”がこのコラムからしてしまうのは、
自分がヒネクレ過ぎているからか。
> あそこでメディアが臭い物に蓋をしなければ、
> 国民に現実を伝えていれば、もしかしたら
> ザッケローニのコンフェデレーションズカップの采配も
> 多少は違ったものになった可能性だってあるのだ。
いや、ないでしょ。
なんか杉山センセイの二番煎じというか、
杉山臭ただよう文章だなあ・・・
(いちいちコトを大げさにするというか)
ザッケローニさんがお嫌いなのでしょうけど、
ブラジルとかスペインとか、そしてイタリアとか、
日本は、まだまだそんな国じゃあるまいし、
そんなことで変わるかよ!!と思う。
正直、最後まで読ませて頂いて、
あくまでも個人の感想ではありますが(しつこいなw)、
この方は第二のセルジオ越後さんか、
杉山センセイにでもなりたいのかな?と、
内容を拝見して思ってしまいました。
世界との距離を縮めなきゃならないのは、
もしかしたら監督や選手よりも、
まずはこうしたライターさんなのかも知れませんね。
まあ、結論としてはアマアマな自分は、
今はこれでいいのだ!
・・・と、試合の録画を何度もリピートしながら、
あくまでも強く思うのでありました。。。
監督ザッケローニの本質 [単行本(ソフトカバー)] / 片野道郎, アントニオ・フィンコ (著...